Global Immersion Campの始まり

2001年、私たちは「あえて英語公用語論」の著者であり、朝日新聞コラムニストの船橋洋一氏から「このままでは日本の教育全体がダメになる。ともに知恵を出し合い活動していこう」という呼びかけを受けました。その後、元大分県知事の故平松守彦氏、元立命館アジア太平洋大学(APU)学長の坂本和一氏、職員の方々や学生、上智大学教授の吉田研作氏と学生、国際ジャーナリストの木下玲子氏へとその輪が広がり、イングリッシュ・イマージョン・キャンプのアイディアが引き出されました。その結果、10日間以上の長期キャンプという形では日本で初めての「イングリッシュ・イマージョン・キャンプ」が誕生しました。

Global Immersion Campの歴史

2001

EICの誕生

第1回目のEICは大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)で実施。
30名の参加者が12日間を過ごしました。

2003

APUで第1回Mega Reunion(同窓会)

初めてのEIC後のイベントには、EIC2001〜EIC2003の参加者、キャンプリーダー120人が集まりました。
EIC2003は横浜(公文国際学園)で10日間を実施。

2007

第1回 Ambassadors of Peace Network(APN)

楽しい同窓会というだけでなく、APNはEICファミリーのネットワークを広げ、深めることを目的に始まりました。
それぞれが地球社会に貢献する人材へ成長できるようお互いに学びあい、応援し合う場となりました。

2010

第1回 Overseas Study Tour(OST)

第1回はインドネシアを訪問。自分自身の目で見、体験することで世界の現状を知り、視野を広げ、自分には何ができるのか考えることを目的に実施しました。

2011

EIC10周年イベント

これまでのEIC参加者、そのご家族、キャンプリーダー、EICスタッフ、公文式指導者約250名が公文教育会館(新大阪)に集まりました。

2012

第1回 東北トリップ

東日本大震災後、「何かできることはないか」という声を受け、東北トリップを実施。第1回は26人の参加年度の異なるEICのOBOGが被害を受けた地域を訪問しました。
EIC2012は滋賀県で4日程を実施、300名を超える参加がありました。

2015

ひと夏に関西・関東2か所でEICを実施

EIC2015は4日程のうち、3日程は滋賀県で、1日程は静岡県で実施。
EICは15年目を迎え、EICのネットワークは日本全国からの参加者は3,000人、キャンプリーダーは80か国500名となりました。

2016

EIC15周年イベント

EIC15周年を迎え、これまでのEIC参加者、ご家族、キャンプリーダー、スタッフ190人が3月20日・21日と千葉県(サンシャイン白子ホテル)に集まりました。イベントの様子はライブでも配信し、世界各国からEICファミリーとつながりました。

2017

第3回Overseas Study Tour(Thailand)

OSTで初めてタイを訪れ、チェンマイとバンコクでタイ公文生との交流や、UNESCO、チュラロンコン大学を訪問し現地や世界について学びました。

2019

第1回Global Network Initiative(GNI)

年に1度EICファミリーが集まる機会は、さらに 地球社会を意識し、自ら行動できる人材へ成長する機会になるよう、APNからGNIと名前を変えました。

2020

EIC20周年

実際に集まることは叶いませんでしたが、オンラインで世界各地のEICファミリーとつながる機会となりました。
EIC 20th Anniversary レポート

2022

Global Immersion Camp Onlineを実施

EIC(English Immersion Cam)が、GIC(Global Immersion Camp)になりました。EICと同じく「英語は世界とつながるコミュニケーションツールのひとつ」と捉えることに加えて、GICではより視野が広がるプログラムとし、世界や身近なこと、自分自身のことについても考えます。また、これまでの20年間で培ってきたネットワークを活かし、過去のキャンプ参加者が関わる機会を増やします。