レポート
EIC 2013 終了レポート
イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2013終了!
イングリッシュ・イマージョン・キャンプ(EIC)2013は、昨年と同様、滋賀県守山市のホテル琵琶湖プラザをお借りし、8/6~8/11、8/12~8/17、8/13~8/16、8/19~8/24、8/20~8/23の5日程で実施をいたしました。
EIC 6 days/EIC 4 days 参加者376名、全員が卒業!
昨年に引き続き、EIC 6 daysというこれまでの公文式英語I1以上または英検4級以上の参加基準のキャンプ(コミュニケーションは、簡単な文を使ったやり取りが中心)に加え、EIC 4 daysという公文式英語G2~H2学習者または英検5級の方向けの4日間のキャンプ(コミュニケーションは、単語レベルでのやり取りが中心)を実施いたしました。そして、参加者376名、誰一人リタイヤすることがなく卒業することができました!
世界の様々な国・地域の人たちが集うグローバルキャンプ!
15か国・地域出身の立命館アジア太平洋大学の学生と17か国・地域出身の関西在住の学生にEIC 6days 第1日程~第3日程とEIC 4 days 第1日程・第2日程に協力していただきました。彼らのほとんどが英語を母国語としない人たちです。日本全国様々な都道府県から集った子どもたちと様々な国・地域出身のキャンプリーダーとの共同生活の中で、子どもたちは、英語を使うことの楽しさを知るだけでなく、いろんな国・地域の人とつながり、本当の家族や兄弟のように仲良くなれることを体感し、子どもたちの視野は世界へと広がりました。
Mistakes are OK!!
English Immersion CampのImmersionは「どっぶり浸る」という意味で、その名の通り、キャンプ中は英語にどっぶり浸りますが、決して、日本語が禁止というわけではありません。キャンプリーダーとのコミュニケーションは英語だけですが、キャンプリーダーに英語でうまく伝えられないとき、子どもたち同士で英語と日本語を使って協力し合い、キャンプリーダーへ自分たちが伝えたいことをなんとか伝えようとするシーンがあちらこちらで見られました。キャンプリーダーは言います。「Mistakes are OK !! Try, Try !!」 子どもたちはこの言葉に励まされながら、間違いを恐れず、英語でのコミュニケーションを楽しんでいました。
Take Action! ~Well Done Points & Bottle Cap Project~
キャンプを自分たちのためだけに終わらせず、「何かに貢献するために行動しよう」ということで、今年もWell Done Points と Bottle Cap Project というプログラムを実施しました。今年はWell Done Pointsが7,835ポイント集まり、キャンプ開催施設であるホテル琵琶湖プラザ様がこのポイントを235,000円に換金してスリランカへの井戸建設や東北の被災地など支援を必要としているところに寄付してくださいます。
Bottle Cap Projectでは、およそ12.5人分のポリオワクチンhttp://ecocap007.com/(ペットボトルキャップ、約10,750個が集まりました)を世界の子どもに贈る協力ができました。
参加者の声
EIC 6 days 藤原 麟太郎(小6)
ぼくは、このキャンプに行ってから書く自信や読む自信、話す自信が出てきたと思います。その理由は、一つ目は楽しく英語を学べたことです。EICには「English Festival」や「Traveling Around the World」「Love chain」などがあって、みんなで盛り上がりながら、英語が耳に入って覚えていきました。二つ目は、キャンプリーダーが日記などを書くのを手伝ってくれたことです。ぼくが日記を書けなくて困っている時に、「Can I help you?」と言ってくれて、聞き取りにくいぼくの英語を一生懸命理解しようと努力してくれて話す自信がつきました。三つ目はキャンプリーダーや友達といっぱい英語で話せたことです。Day1ぐらいは、あまりしゃべれなくて、キャンプリーダーから声をかけてもらっていたけれど、Day4ぐらいからキャンプリーダーや友達に話せるようになって、Day6には気軽に話すことができて、楽しい最後になりました。
ぼくの将来の夢は英語の先生です。まだまだ英語がしゃべれませんし、覚えている単語も少ないので、EICを英語の先生の第一歩として、APNに参加したり、公文の英語の教材をもっと進めたり、英検を取ったりして、少しずつ、少しずつ「英語の先生」という夢に向かって進んでいきたいです。
ぼくは世界について「なぜ平和にならないのか」と思います。なぜなら、シリアは戦争をしていて何も悪いことをしていない罪のない人間が殺されてしまうからです。自分一人では何をすればいいのか分からないけど、この地球という星がずっと平和であればいいなあと思っています。
I love EIC !!
藤原 麟太郎さんの保護者
キャンプリーダー、スタッフのみなさん、お世話になりました。引っ込み思案な性格で慣れるまでは時間がかかるのですが、二度目の参加で昨年よりも意欲満々で出かけていきました。昨年は帰ってきてからは、何でも自分で取り組もうとする意識が強くなりました。今回はさらに積極的になったように思います。卒業式では、たくさんのキャンプリーダーの方たちと自分から話しかけて楽しそうにしていました。お世話になったキャンプリーダーの方に「麟太郎は引っ込み思案じゃないよ」「将来は自分の夢を叶えることができると私は信じている」と言っていただき、本当に大切に関わっていただいていたんだとありがたくて、涙しました。子どもにとって、この六日間は心を成長させてくれた宝物の時間でした。本当にありがとうございました。
EIC 4 days 細川 真綾(小4)
英語が話せるかな、お友達ができるかな、ドキドキしながら、受付会場へ行くとキャンプリーダーたちが拍手やたいこにあわせて、「Welcome, Welcome」とむかえてくれたので、とても、とてもびっくりしました。みんなが揃うまでリーダーたちがいろいろな遊びを教えてくれました。そのうち、緊張がほぐれてだんだん、ウキウキしてきました。入学式のときに、一人、一人、名前を呼ばれると聞いて、また緊張しました。
「Don’t be afraid of making mistakes. Let’s try communicating in English.」というスローガンを聞いて、失敗を恐れずにがんばろうと思いました。四日間にたくさんの活動があったけど、全部おもしろかったです。中でも、特におもしろかったのは「Eco Heroes」です。
卒業式の最後にリーダーやスタッフたちが歌ってくれたとき、いろいろなことを思い出し、もうキャンプが終わるんだな~と思い、うるっときました。EICに行って、たくさんの友達ができたし、英語もたくさん話したり、聞いたりできて、良い思い出を作ることができました。参加できて本当に良かったです。次は6daysに行けるように勉強をがんばりたいです。ありがとうございました。
I love EIC! Thank you very much!
細川 真綾さんの保護者
入学式前のレクリエーションタイムでの様子は緊張した面持ちで不安げに見えたのですが、卒業式にはお友達もできて、笑顔で楽しかった!!という声を聞いて本当に嬉しく思いました。皆の前で一人一人自分の夢を英語で発表する姿も頼もしく感じました。グループのリーダーの方々に‘She is good job!!’を言って頂いた時、誰も知らなかった方々の中で楽しんで過ごした甲斐性、四日間のプログラムをこなしきったことを思い、感激しました。仲良くしてくれたお友達や親切に明るく接して下さったリーダーやスタッフの方々のおかげです。これから、迷うことや弱気になることがあった時に、この体験やEICのスローガンを思い出してチャレンジを続けていってほしいと願っています。
Camp Impression from Leaders
ネイシャ(キャンプリーダー インドネシア)
KUMONイングリッシュ・イマージョン・キャンプは私にとって人生を変えた経験の一つです。キャンプで出会った子どもたち、キャンプスタッフ、キャンプリーダーは私に刺激を与えてくれただけでなく、私の人生の大切な一部となりました。キャンプはみんながそれぞれの輝きを放ち、転んでもみんなが支えてくれるので失敗を恐れないでいられる場所です。個人的には、子どもたちが自分の夢に向かって一生懸命になっている姿を誇りに思いましたし、子どもたちたちの自信は私に大きな影響を与えてくれました。キャンプでは、子どもたちは夢をポスターに描きます。子どもたちが夢を描く姿を見るたびに、ポスターに表現しているときのみんなの表情や笑顔がとても純粋と感じ、私がずっと探し続けている希望やサポートを与えてくれます。キャンプの一員になれた私はとてもラッキーです。
ルナ (キャンプリーダー 中国)
私は愛らしい子どもたちが大好きです。子どもたちはとても一生懸命に創造力と勇気を持って、英語でコミュニケーションしてくれました。私たちは子どもたちの英語で話す自信を高めるサポートをしました。しかし、同様に子どもたちの存在が私たちの成長の助けとなったと心から感謝しています。子どもたちは私に新しく友情を育むことやお互いに助け合うことがいかに幸せなことかを教えてくれました。EICは英語を学ぶだけでなく、もっとコミュニケーションや理解すること、友情について教えてくれました。私たちが琵琶湖で共有した素晴らしい時間はずっと大事なものとなるでしょう。EICは、最も素敵な家族です。
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