レポート

EIC 2015 終了レポート

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イングリッシュ・イマージョン・キャンプ2015終了!

イングリッシュ・イマージョン・キャンプ(EIC)2015は、滋賀県守山市のホテル琵琶湖プラザ(8/1~8/4、8/6~8/11、8/12~8/15)、静岡県河津町公文国際学園伊豆研修センター(8/18~8/23)にて、4日程で実施をいたしました。

EIC 6 days/EIC 4 days 参加者312名、全員が卒業!

公文式英語I1教材以上または英検3級以上の参加基準のEIC 6 daysと公文式英語G2~I1学習者または英検4級の参加基準のEIC 4 daysをそれぞれ2回ずつ実施いたしました。そして、参加者312名、誰一人リタイヤすることなく卒業することができました!

今年で15回目!世界の様々な国・地域の人たちが集うグローバルキャンプ!

今年は17か国・地域出身(日本を含む)の関西在住の学生と14か国・地域出身(日本を含む)の立命館アジア太平洋大学の学生に協力していただきました。彼らのほとんどが英語を母国語としない人たちです。

2001年からスタートし、今年で15回目を迎えたEIC。キャンプの参加者は2000名を超えました。キャンプリーダーたちの出身国・地域は、今年新たにスーダン、ヨルダン・ドミニカ共和国・エストニアを加え、累計約80か国になりました。

また、子どもたちは、色々な国・地域出身のキャンプリーダーとの共同生活の中で、英語を使うことの楽しさを知るだけでなく、いろんな国・地域の人とつながり、本当の家族や兄弟のように仲良くなれることを体感し、子どもたちの視野は世界へと広がりました。

Mistakes are OK! You can do it!

English Immersion Camp(イングリッシュ・イマージョン・キャンプ)のImmersionは「どっぶり浸る」という意味で、その名の通り、キャンプ中は英語にどっぶり浸ります。しかし、決して日本語が禁止というわけではありません。キャンプリーダーとのコミュニケーションは英語だけですが、キャンプリーダーに英語でうまく伝えられないとき、子どもたち同士で英語と日本語を使って協力し合い、キャンプリーダーへ自分たちが伝えたいことをなんとか伝えようとするシーンがあちらこちらで見られます。キャンプリーダーは言います。「Mistakes are OK !! Try, Try !!」 「You can do it!」子どもたちはこの言葉に励まされながら、間違いを恐れず、英語でのコミュニケーションを楽しんでいました。

今年は静岡県でも実施!

今年は6 days 第二日程を静岡県河津町にある公文国際学園伊豆研修センターで行いました。滋賀県守山市のホテル琵琶湖プラで行っているEICとは違い、静岡県では関東出身の子どもたちが多く参加しました。今後も地域に関わらず多くの子どもたちに参加していただけるように検討していきたいと思います。

Take Action! ~ウェルダンポイント&ボトルキャッププロジェクト~

キャンプを自分たちのためだけに終わらせず、「何かに貢献するために行動しよう」ということで、今年もウェルダンポイントとペットボトルキャッププロジェクトというプログラムを実施しました。今年のウェルダンポイント5,278ポイントが集まり、キャンプ開催施設であるホテル琵琶湖プラザ様・伊豆研修センターを通じてこのポイントを換金してスリランカへの井戸建設や東北やネパールの被災地など支援を必要としているところに寄付いたします。 また、今年は大地震が起きたネパールの子どもたちにメッセージを書きました。キャンプリーダーを通じて現地の小学校などにメッセージを届ける予定です。 ペットボトルキャッププロジェクトでは、4キャンプ合計で23220個集まり、27人分のワクチンに変えることができました!

EIC2015 参加者・保護者・キャンプリーダーの声

4 days  上野 裕廣(小6)

行くまでは英語だけしか使えないのが不安で、あまり行きたくありませんでした。1日目は入学式の後、グループに分かれて、グループの旗をみんなで考えたり、それを紹介したりしました。 みんな全然しゃべらないし、ぼくもキャンプリーダーの言っていることが、全然分からなくて、後3日間どうしようと不安になりました。 2日目のEnglish Festivalでは、Gesture GameやWhisper Gameなど色々なゲームをみんなでやりました。これも全て英語だったけれど、楽しくていつの間にか英語を使うことも楽しくなりました。Groupのみんなとも協力し合えて、自然と仲良くなれました。その後は自分からも積極的にキャンプリーダーにも話しかけられるようになったと思います。Knowing the worldでは、今まで国の名前だけは知っていても通貨や、言葉、コーラ1本分の値段、挨拶の仕方など、知らなかったことをたくさん学びました。もっともっと世界の国のことを知りたいと思いました。 他にも、お互いの住んでいる所を紹介しあったり、ダンスをしたり、自分の将来の夢を考えたり、みんなで遊んだり。楽しくて、あっという間の4日間でした。僕はこのキャンプで英語を使ってしゃべる楽しさを学びました。伝わらないことのほうが多かったけれど、言葉で足りない部分をジェスチャーなどを使って一生懸命やって気持ちが伝わったときはとても嬉しかったです。もっともっと英語をしゃべりたいと思いました。このキャンプに参加できてよかったです!Thank you!

上野 裕廣さんの保護者

公文の英語を初めて3年目になります。 初めは新しい言葉を学ぶ楽しさに夢中になっていましたが、教材も少しずつ難しくなり、聞く、読む、書く、という繰り返しにここ1年程は英語をなぜ勉強しているのか?何のためによくわからない言葉を覚えなければいけないのか?意味が分からず、ただただ教材をこなしているだけのように見えました。このキャンプに参加して、実際に英語を使い、外国の人たちとも触れ合うことで、自分なりの答えを見つけてくれることを期待して送り出しました。4日後、満面の笑みで帰って来た息子にとてもホッとしました。英語に対しての意識はもちろん、自分の知らない世界がたくさんあること、色々な人と触れ合う楽しさなど、予想以上に彼の視野は広がったなと感じます。子どもたちを楽しませ、色々な方法で子どもたちのやる気を引き出してくださったstaffの皆さんにはとても感謝しています。

6 days  大沼 朋葉(小6)

EICはとても楽しいものでした。でも、Day 1, Day 2は難しさと緊張で全然頭がついていきませんでしたが、campのスローガンの”Don’t be afraid of making mistakes.”を思い出したら、気持ちが切り替わり、「よし!楽しもう!」と思い、Day 3からはとても楽しく発表を考えることもできました。また、camp leaderもとても親切で優しく、面白かったのでとても安心しました。私がこの6日間ホームシックにならなかったのはCamp leaderがとても面白かったからかもしれません。Day 4では、世界の現実について学びました。2011年の東日本大震災で日本は様々な国に助けてもらいました。では、今年起きたネパール大地震や世界中で貧しい生活を送っている人には何ができるのか、真剣に考えました。私たち子どもにできることは数限られていると思います。でもいつかそんな世界に貢献できるように、今の内からしっかりと理解し、考えようと思いました。 私はEICで英語に対する自信がつきました。外国人には日本人の英語でいいんだと、思う事ができました。そして、同じ公文生がいることで、自分の実力、今後の目標が見つかり、英語に対する見方が変わりました。また、がんばろうと思うこともできました。自分の夢のためにもEICは大切で大きな自信となりました。Thank you EIC!

大沼 朋葉さんの保護者

娘はEICへの参加が決まると、当初は興味の方が勝っていたものの、実際始まるのが近づいてくると英語でコミュニケーションが取れるのか不安が大きくなっているようでした。出発当日、何があっても笑顔でいなさいと言葉をかけられたお蔭かどうかは分かりませんが、キャンプ中の様子を見ていると不安なんかどこにもなく、目いっぱい楽しんでいるのが分かりました。キャンプでは、異国の文化などを調べるのではなく体験、体感できたということが、今後成長して色んなことを学んでいく中で非常に大きな糧になったと思います。最後にお世話になったキャンプリーダー、スタッフの皆様、そして娘と一緒に過ごしたたくさんの子どもたち、みなさんお疲れ様でした。これからも色んなことにチャレンジしていってください。

キャンプリーダー

キャンプは素晴らしい経験でした。メンバーの一員になれて嬉しいです。世界の中で自分の居場所がどこなのか、どのように自分の国が考えられているのか、また、一緒に働くときにそれぞれがどんなに違うのか、また、どんなに似ているかたくさん考えさせられました。 毎日が楽しく、多くのことを学び、素晴らしい日々を子どもたちと過ごすことができました。素晴らしい経験、ありがとうございました。
マイ(キャンプリーダー インド)

EICによって私は家族を得て、友だちと親しくなることができました。子どもたちが英語を使うモチベーションが高くなったことは本当に嬉しいことでした。 私自身、もっと自分の意見を言うことに自信を持つことができました。自分の中に抑えるのではなく、みんなの前で自分らしくいることができました。この機会を与えてくれたEICに感謝しています。 全ての子どもたち、キャンプリーダー、スタッフに将来どこかでまた会えることを願っています!BBSを通じて連絡を取り合いましょう!
ナケ(キャンプリーダー ネパール)

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