レポート

Global Immersion Camp (GIC) 2024 終了レポート

7+

Global Immersion Camp (GIC) 2024は、5年ぶりに宿泊での実施が叶いました。日本全国から119名の子どもたちと20か国・地域出身の26名のキャンプリーダー・スタッフが一緒に生活をしながら英語で楽しく学びました。
GICで特に大切にしている3つのキーフレーズとGIC2024のハイライトをご紹介します!

  • 1.コミュニケーションの成功体験を通して自信を高める
    GICでは英語をコミュニケーションツールに多様なバックグラウンドを持つ人とつながる楽しさや喜びを経験できる環境があります。初日から最終日と少しずつステップアップを促すプログラムを通じて、自然と英語を使い、普段の学習の成果を感じ、英語力に対する自信がついていきました。
  • 2.世界への視野を広げる
    プログラムだけでなく、一緒に食事をしたり生活を共にすることで、それぞれの違いも感じながら、お互いに協力すること認め合うことの大切さを学びました。特に、国(宗教)によって食べられない物があること、服装が違うことなど印象に残っているようです。もっと知りたい、世界に興味を持つようになったという感想もたくさんありました。
  • 3.チャレンジする気持ちを大切に
    GICでは、チームワークを育む活動や体を動かす活動を通しても自分の殻を破ること、初めてのことや慣れないことにも挑戦してみること、より高い目標を目指してみることも大切にしています。何でもやってみよう!と挑戦する気持ちがGIC後も子どもたちの成長を後押しし、社会へ貢献できる人へ育っていってくれることを願っています。

Highlights of GIC 2024

OBOGがキャンプに戻って来てくれました

Mai(EIC2013・2014)、Taisei(EIC2012・1023)、Daigo(EIC2014)、Kazuki(EIC2014)がスタッフとしてGIC2024を支えてくれました。次のプログラムの準備やキャンプリーダー、子どもたちのサポート、自分の経験やこれからの目標の発表などGIC2024の欠かせない存在のひとつでした。OBOGのみなさんにとっても参加した時には気がつかなかったことを感じた新たな経験となり、子どもたちにとっては目標となるお兄さん・お姉さんでした。OBOGの関りがGIC後も続くつながりを表してくれます。

湖を通して「水資源」について学び考えました。

JICA滋賀デスクの森川さんにご協力いただき、「水」の大切さを学びました。特にGICの会場は琵琶湖のすぐ前ということもあり、湖の例を通して毎日の生活で自分には何かできるかを考えました。森川さんが青年海外協力隊で滞在されていたニカラグアのマナグア湖の現状やJICAの活動も学びました。お話しを聞いた後は、「一緒に環境(水)を大切にしよう」と伝えるポスターを作成しJICAニカラグアへ送りました。

ギタンジャリ ラオさんに刺激を受けました

ギタンジャリさんはアメリカで公文を学習されていた若き科学者です。ギタンジャリさんの経験やこれからの目標などを聞き、子どもたちは新しいアイデアを考えるヒントや、アイデアを実現する方法、高い目標を持つことの大切さなどたくさんの刺激を受けたようでした。

Traveling Around the World

GICでは毎年、Traveling Around the Worldという世界の国を知るアクティビティを行っています。GIC2024では3大陸5カ国の国を訪問しました。子どもたちは、それぞれの国の出身のキャンプリーダーからお話しを聞き、文化を体験しました。

Colombia

マンゴは無料!? 木になっているのを取ってもいいの?? スイカが1玉10円!? 多くの子どもたちがフルーツの値段にびっくりしましていました。

Indonesia

 バティックって知っていますか? バティックはインドネシアの伝統的なろうけつ染めの布地です。子どもたちはバティックの服を試着してみたり、バティック模様の筆箱をお土産にもらいました。

Sri Lanka

ゾウを飼っているの!? ペットとして象を飼っているお家も少ないそうです。
他にも仮面をかぶって踊るお祭りがあることを知りました。そのお祭りの仮面も作りました。

Myanmar

ミャンマーにはタナカという伝統的な日焼け止めクリームがあります。黄色っぽく色がついているので、子どもたちは手に模様を描いて楽しみました。ジャスミンやバラなどのいい香りがするものもあります!

Sierra Leone

シエラレオネという国を知っていますか?初めて聞いたという子どもたちも多かったですが、西アフリカにある国です。シエラレオネにはダイヤモンドマウンテンがあるそうです!みんな興味津々でした。シエラレオネの旗のキーホルダーも作り大事に持って帰りました。

子どもたちは英語でのコミュニケーションを通して自信を高め、世界の色々な国や課題も学び視野の広がりを感じることができたようです。また、GICの最後には、これからの目標を考え、全員が多くの人の前で発表もすることができました。

GIC2024が自分に自信を持つきっかけになること、これあらも初めてのことや新しいことにもチャレンジし成長を続けてくれることを願っています!

ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、
本当にありがとうございました!

Biwako 1
Biwako 2

関連記事

7+
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

これまでのGICレポート